墓石の種類と選び方
墓石の種類と選び方
最高品質の石と伝統職人の技
石材となる石は、長年の経験が培った質を見極める確かな目で買い付けています。
その後の作業は自社内での責任施工!墓石設計専用CADを駆使したオリジナル設計!
経験豊富な職人による文字彫り、墓石の据付までの全てを工程を私達社員が責任を持って仕上げます。
高い品質を維持するとともに、石種やデザインなどの様々なご要望をお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちらから。
型について
和型
江戸時代に一般化した伝統的な縦長のお墓です。
シンプルな標準タイプから高級感のあるタイプ。
また神道型などがあります。
洋型
近年増えてきた横置き型のお墓です。
和型に比べ重心が低く安定感があり、お掃除がしやすいという利点もあります。
外柵
白御影石 [ 1.2m×1.5m ]
450,000円~
和型
新小目石 9寸 高級型
550,000円~
洋型
新小目石 洋型
350,000円~
石選びのポイント
石材の劣化は水によるものがほとんどです。風化や劣化といった現象は雨風にさらされることで加速されます。簡単に言えば、水を吸いにくい石材ほど長持ちもする傾向にあります。そこで注意をして頂きたいのが「吸水率」です。
ここでは簡単に「高い~低い」で表記していますが、カタログ表などには「○○%」と数字表記されています。一般的に御影石では、0.1%~0.2% の石種が多く、なかには、0.006% という非常に吸水率の低いものもあります。吸水率が低いということは、それだけ石の中身もよく詰まっていると考えられます。そのぶん石の強度も強くなるというわけです。長い目でみれば、吸水率の低い石種ほど購入後の状態を長期間にわたって維持できる傾向にあります。
ここにご紹介している石はごく一部です。 その他の石種も数多く取り扱っておりますので、詳しくはお問い合わせ下さい。
※金額には墓石代の他に彫刻(正面家名、側面建立者名、家紋)、金物(花筒、線香皿)、裏面戒名文字彫り1名様分、
納骨1名様分、裾付け費が含まれています。
緑庵冶【みどりあじ】 [ 洋型:○ 和型:○ ]
高級感のある、緑色系の御影石。
艶持ちがよく、石質に粘りがある。厳しい気候で生成されているということもあり、インド産の御影石の多くは硬質で変色が少ない。
複数の採石場があり、場所によって色調に差がある。
産地:インド
吸水率:低い
インド産黒御影石(クンナム) 【いんどさんくろみかげいし】 [ 洋型:○ 和型:○ ]
インド産最高級品の黒御影石。御影石の中では石質がもっとも硬く、変色が少ないので人気が高い。
輸入歴も長く、トラブルの少ない優良品種。ここ数年、需要が集中している。
黒御影石のなかでは、ファイングレイン(スウェーデン産)と肩を並べる人気がある。
クンナムと呼ばれる石の採石場も複数あり、採石場によって若干の差がある。
産地:インド
吸水率:低い
インド牡丹 【いんどぼたん】 [ 洋型:○ 和型:○ ]
黒系の石の中に緑色が映える中間色の石。
石目の中に小さな白雲母が散っているのが特徴で、その模様から「牡丹」と呼ばれる。
非常に硬く、石質も均一であるため、研磨作業による艶のもちも良い。
玉石(たま石=直径が10~30cmの丸形状の天然石の総称)で採石されるため、色合いにバラつきがある。柄と細かさで数種類ある。
産地:インド
吸水率:低い
インド銀河 【いんどぎんが】 [ 洋型:○ 和型:○ ]
インドを代表する青系細目の石。
非常に艶もちよく、石目も細かい。夜空に散りばめた星空のような石目が特徴的で、その様子から「銀河」という名称がつけられた。
ただし、採石場が不安定で、採れる場所によって色調に差が出る。
現在取扱い休止中です。
産地:インド
吸水率:低い
ニューインペリアルレッド 【にゅーいんぺりあるれっど】 [ 洋型:○ 和型:○ ]
スウェーデン産のインペリアルレッドに似ていることから、赤系の石の中ではで人気のある石種。
スウェーデン産に比べると価格も安価なことから、現在では「インペリアルレッド」に替わり主流となっている。世界で最も赤い石とも言われている。
ただし、色調は原石によって差があるため、色合わせには注意が必要。
おもに、洋型の墓石に使用されることが多い。
産地:インド
吸水率:低い
中国山崎 【ちゅうごくやまざき】 [ 洋型:○ 和型:○ ]
中国産では最高級の石。
落ち着いた色合いのグレー系の糠目(ぬかめ)が特徴。
糠目とは「ぬかのようにキメが細かい」ことを言うが、この中国山崎の名称は、その美しい風合いが山梨県産の本山崎に似ていることから名づけられた。
水あかが付きにくく、石目も均一で綺麗である。
ただし、時間がたつと白いしま模様が出てくることもあるので注意が必要。
産地:中国
吸水率:低い
深海 【しんかい】 [ 洋型:○ 和型:○ ]
中国産の緑系の石。
原石が玉石(たま石=直径が10~30cmの丸形状の天然石の総称)のため色合わせが必要。
時間がたつと白い斑点が出る。
小松石と同様に安山岩系の石。深緑色をした綺麗な石目だが、近年は採石過多の傾向がある。
採掘は終了しています。
産地:中国
吸水率:低い
桃山 【ももやま】 [ 洋型:○ 和型:○ ]
中国産のピンク系の石。
洋型墓石が増加するとともに、墓石材として使われることが多くなった。
日本では「中国桜御影」「中国ピンク」とも呼ばれており、明るく柔らかな色調で女性に人気が高い。
色ムラも少なく色石の中では価格も手頃な石材である。
石塔のほか、外柵材としての利用も多い。
産地:中国
吸水率:高い
中国産小目石 【ちゅうごくさんこめいし】 [ 洋型:○ 和型:○ ]
中国産の白御影石。
色むら、キズ、玉も少なく、供給も安定している。
大材がとれることもあり、価格も安い。和型・洋型ともによく使用されている。
ただし、吸水率が高いために、時間がたつにつれて石の劣化が目立つ場合が多い。
産地:中国
吸水率:高い
本小松 【ほんこまつ】 [ 洋型:○ 和型:○ ]
緻密な石質と気品のある色調などから、高級墓石材として関東では根強い人気を誇る。
神奈川県真鶴町の石。採石場が海岸部にあり、運搬に便利なことから、江戸城築城のおりなど関東圏では大量に使われた。
目が細かく、研磨すると独自の灰色から淡灰緑色の細やかな石面が現れる。
彫刻品にも使用されることがあるが、採掘量は年々減少気味。
産地:神奈川県
吸水率:高い
インパラブルー 【いんぱらぶるー】 [ 洋型:○ 和型:○ ]
南アフリカ産の石。
光の加減でキラキラと輝くブルーの結晶が入っている。
その風合の美しさから「インパラブルー」と名付けられたが、採掘場によっては青い結晶がまったく出ない場合もある。
また、産出量も少ないため、比較的高価な石ともいえる。
産地:南アフリカ
吸水率:低い